ドメーヌアツシスズキは葡萄栽培から醸造まで行うワイナリーです。
畑をバックに、建物の骨組みが姿を現していきます。

外壁には道南杉を使います。
素地のままでも通気工法ですので腐る心配はありませんが、ウッドロングエコという自然系保護材を塗ります。
原料は酸化鉄、樹皮、ハーブなどの天然成分で、汚染の心配がありません。

この粉がウッドロングエコ。決まった量の水に溶いて使います。においは、ほのかにハーブの香りがするくらい。

左が素地、右が塗ってから1時間後の杉板です。徐々に色が変化しているのがわかります。
表面を酸化させ、腐朽菌が入りにくい環境をつくります。

葡萄畑に似合う自然な外観になってくれる事を願います。